|
『史上最強の弟子ケンイチ』(しじょうさいきょうのでし ケンイチ)は、松江名俊による日本の少年漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2002年20号から2014年42号まで連載。「ケンイチ」と略して呼ばれることが多い。話数カウントは「BATTLE○」。 == 作品概要 == いじめられっ子の主人公・白浜兼一が女性武術家・風林寺美羽と出会い、信念を貫くための強さを手に入れるために様々な武術を極めた達人が共同生活をしている道場・梁山泊に入門し、数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語。本作で登場する多種多様な武術は、ほとんどが実在のものであるという特徴がある。 既存のバトルマンガに比べて修行のシーンが多く、ストーリーは、成長譚というベースで成り立っている。主人公の兼一は度々梁山泊を脱走したり、練習をサボったりする。また、師匠達も弟子の兼一に対して武術の才能は全く無いと言い切り、興味本位で兼一に武術を教えているような描写もあり、既存の単純な成長物語に収まらない。なお、初期には街中での喧嘩が多かったが、次第に大会へ出場するなど名目が立つ戦いが描かれるようになった。 スタイルが良く露出度の高い女性キャラクターや、胸ポチ、衣服が破れるなどのお色気要素が多いのも特徴。各話ごとに作者の顔のマーク(通称「俊君マーク」)が書かれているという遊びもある(単行本34巻より)。 単行本は全61巻であり、累計発行部数は単行本39巻発売時点で1000万部を突破している。単行本の初版では、全巻表紙の裏におまけイラストが描かれている。 この漫画は『少年サンデー超増刊』で連載中だった「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」が好評であったため、『週刊少年サンデー』誌上でリメイクという形で連載されることになった作品である。「戦え!梁山泊 史上最強の弟子」とは若干設定が異なる。また、『週刊少年サンデー』2001年49号に本格連載前の「史上最強の弟子 燃えろケンイチ」という読み切りがあり、『松江名俊短編集「史上最強のガイデン」』に収録されている。 『週刊少年サンデー』への貢献という名目の下、2014年に連載が打ち切られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「史上最強の弟子ケンイチ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kenichi: The Mightiest Disciple 」があります。 スポンサード リンク
|